ミクロの百日間戦争

ミクロマンやそれにマッチする小物類のレビューなどをつらつらと…

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新春ミクロマシン大レース・ファイナル

レースは終盤に


エル「コースも残り僅かっ。現在まで脱落していないのはライアンさん、ダイアン教官、ショウマさん、アランさんというたったの四名! 先頭では右に左に抜きに掛かるダイアン・モービルをライアンさんが巧みなドライビングテクニックで抑えに掛かっています。そんな二人がデットヒートを繰り広げているところに徐々に後続車が迫っているようですっ!」

ハヤテ「残るは四名…。あれ、誰かを忘れているような? まぁ、いいか…」

ライアン「ふっ…ダイアン、中々やるじゃねーかっ。けれどトップだけは何としても譲れねーぜ」

ダイアン「流石はライアンだね…中々前に出させて貰えないか…。けどどこかできっと隙が出来る筈。そこで絶対に抜いてやるからっ」

アランのささやき戦法


アラン「ふぅ、漸く追い着いたぜ。よぉ、お二人さん」

ユメ「あっ、はい。こんにちはです」

ショウマ「ユメ、レース中に律儀に挨拶返す事無いって」

アラン「ショウマくん、ツレナイ事を言うなよ。知らない仲じゃないんだしさ」

ユメ「ショウマさん、アランさんのお知り合いなんですか?」

ショウマ「いや、名前くらいは知ってるけど逢うのは初めてだぜ。変な事言わないでくれよ」

アラン「ふふん、君が俺の事を知らなくても俺は君の事をよく知っているという事さ。十六夜のショウマ…俺は君の秘密をよーく知っているよ」

ショウマ「なっ?!」

ユメ「えっ!」

ショウマ(俺の秘密だと? まさか俺達が闇のアサシンフォースだって事を知っているって言うつもりか?)

アラン「ミクロエドの遊郭エリアにある『千恵美』ってクラブ…」

ユメ「え?」

ショウマ(ぎっくぅぅっ!!)

アラン「ショウマくん、君はそこに20リョウのツケが溜まってるね。『千恵美』のママさんが零していたぞ、そろそろ払って欲しいって」

ショウマ「な、な、なんで俺のとっぷしーくれっとを知ってるんだよっ?!」

ご、誤解?


ユメトップシークレット~?! それじゃ本当って事ですかっ? クラブになんか行ったんですかっ?!」

ショウマ「あー、いや、その、弾き語り…そう弾き語りをしてくれって呼ばれたんであって、遊びに行った訳じゃないんだっ。ほ、本当だぞ」

アラン「弾き語りに行ったのにそんなにツケを溜めてくるっていうのはオカシイんじゃないかなー? それに『千恵美』以外でも、『花雅』や『姫ノ香』、挙句にはクラブ以外にも…」

ショウマわー、わー、わーっ! な、なんだってアンタはそんなに詳しく…。ま、まさかっ!

アラン「ふふふ、情報を制するものが戦いを制するっ! 俺はレースの出場者が発表された段階で念入りに各レーサーの事を調べさせて貰ったんだよっ」

ショウマ(な、なんてヤツだっ! いつか個人的に細工してやるぞ、ちくしょうっ!)

ユメ「ショーウーマーさーん~っ!!」

ショウマ「えっ?! あっ、お、落ち着け、ユメっ!」

まだまだ青いな…


ユメ「ショウマさんの浮気者っ! 甲斐性無しっ!! ころしてやる~っ!!!」

ショウマ「す、すとっぷ、ユメっ! シャレにならねぇ…ぐぇぇっ! 許してくれーっ!!」

アラン「悪いな…戦いとはかくも非情なものなのだよ。ショウマくん、優勝賞金で今度キャバクラに連れていってやるから勘弁してくれっ」

残るは三人…?


エル「……えー、ショウマさんチームはアランさんの囁き戦法でやられてしまったようです。残るは三台の戦いに搾られたようです。まさかこここまで脱落者が出てしまうとは思いませんでしたねぇ」

ハヤテ「次回からはルールの見直し…というか、アランの参加自体を検討した方が良い気がしますね…」

エル「そのアランさんですが、遂にトップ集団の二人に肉薄。お互いにここが最後の勝負所となりそうですっ!」

アラン(よーし、漸くここまで来る事が出来たぜっ! 思えば長い道程だったぜ…。ここでアイツらを潰して俺がトップに立つ! そして華々しいチェッカーフラッグを受けるのは俺だっ!)

エル「馬力に弱いミクロスクーターでは前を行く二人を追い抜くのは難しそうですね…アランさんはここが限界となるのでしょうか」

ハヤテ「普通に考えるとそうなりそうですね。しかしアランがまた馬鹿な事を考えていなければという事になりますが…」

アラン(やれ、アランっ。お前はやれば出来るんだ! 前に行く二人の性格は判ってる…挑発をすれば容易く乗ってくる直情径行な連中だ。あいつらの『禁句』を言えば必ず喰い付いてくる筈。問題はどこで仕掛けるかだが……むっ、道があそこでカープをしている……あそこかっ! あそこで勝負だっ!)

挑発!


エル「お~っと、再びアランさんがマイクを取り出したっ。ショウマさんチームを葬った恐るべき舌で、今度は前行く二人を毒牙に掛けようというのでしょうかー!」

アラン「おーいっ、上腕三頭筋っ! そんなに張り切ってレースに勝ったところで彼氏なんか出来はしねーぞぉ。寧ろ男っぷりが益々上がって男に逃げられるのがオチだぜー」

ダイアン「………#」

アラン「ライア~ンっ。オマエ、誰にも俺の前は走らせねーって言ってるけど、スピードじゃカイトのマッハスラッガーには負けてんだぞー? 今度ドラッグレースでもやってみろよー。大体、俺にも一度負けてんじゃねーか」

ライアン「………##」

アラン「ほ~れほれ、悔しかったら何か言い返してみろーいっ」

エル「きゃ~っ! ア、アランさんが言ってはならない二人のNGワードを使って挑発していますーっ! あっ、今、前を行く二台がUターンをっ!」

ハヤテ「どうやら挑発をして前を行く二人を出し抜くつもりのようですが…あいつ、とことんまでマトモに勝負する気は無いのか」

意外な伏兵


ロベルト「いやぁ、街を出るまでは時間掛かってしまいましたが、郊外の川が思いの他急流だった為に一気に進んできましたねぇ。この分だとトップ集団まで近づいた気がしますよ。さて、そろそろ上陸地点を探さなくては…」

チキンレース


ライアン「…よく言ったぜ、アランっ! オメーとは一度ケリをつけようと思ってたところだ。そこ、動くんじゃねーっ!」

ダイアン「それ言ったらぶっころすって言ったわよねっ!」

アラン(きたきたっ! 後はあいつ等がチキンレースよろしく突っ込んできたところを華麗に横に避ければそのまま二人は背後の川にボチャン…俺の優勝で決まりだぜっ!)

ん?


ガシィッ!!

アラン「……ん?」

ロベルト「ふぅ、よいしょっと。ここいらで上陸しましょうか」

アラン「こ、こらっ、はなせっ!」

ロベルト「あれ、アラン? こんなところに居たのですか?」

エル「あ、あぶなっ…」

ダイアン「アランっ、ぶっころす!!」

あ…


キキィィィ~ッッ……ズガァーンッ!!

ライアン「………あ」

アラン「ほんげ~っ!!」

ダイアン「いやぁ~っ! とまらないぃぃっ!!」

ロベルト「んがぁ~っ! おっ、重い~っ!!」

アランダイアンロベルト「ぎゃあぁ~~っ!!」

ドッポーンッ!!……ブクブクブク……

大丈夫…かな?


ライアン「…お~い。大丈夫……か?」

……ぷかぁ~っ……

ハヤテ「…三人とも沈んでしまいましたね。あ、浮かんできた…」

エル「救助班の皆様っ。い、一刻も早く救助に向かってくださーいっ!」

ライアン「ま、まぁ、三人とも鍛えてるし、そう簡単にゃくたばらないよな…多分」

ブゥゥゥーーンッッ!!

ゴールイン!


ワァァァ~~ッ!!

エル「ゴールっ! ライアンさんが今チェッカーフラッグを受けて見事一位でゴールインしましたっ! 激戦を制したのはオートライアンを駆るライアンさんっ! おめでと~っ!!」 

ライアン「…何だか気がつきゃ廻りの連中が勝手に居なくなってた気がするけど……ま、勝ったんだし、いいか」

エル「激しいレースでしたねぇ、ハヤテさん。完走したのが僅かに一台ですよ」

ハヤテ「…一言で言うと人間模様が浮き様となったレースでしたね…次回の開催にはそれを教訓として生かす事にします」

エル「ちなみに説教を受けていたゼクウさんは途中で逃亡、トリニティさんはその後を追いかけてレースを離脱した模様です。リュウさんは反省の為に途中棄権、ハックさんはハンネを連れて近くの定食屋さんに向かったそうですよ」

ハヤテ「ハックくんは何の為にレースに参加をしたんだろう…?」

エル「それでは視聴者の皆様、騒々しい新年の幕開けとなりましたが皆様に取って今年一年が良い年である事をM.I.C.R一同願っておりますっ。解説のハヤテさん、どうも有難う御座いましたー」

ハヤテ「はい、エルさんもお疲れさまでした」

エル「さ~、お仕事は終わり終わりっ。ハヤテ様っ、どこか一緒に遊びにいきましょー。あ、初詣に行きましょうっ」

ハヤテ「いや、その前にメディカルルームに運ばれた皆が気になってるんだけど…大丈夫かな?」

お疲れ様でしたっ


シャンニー「え~っ、また運ばれてきたんですかっ? もう一杯で寝かせるところありませんよーっ」

(おわり)


はい、という事で長々とお付き合い戴いた新春ミクロマシン大レースはこれにて終了で御座います。結果はある意味鉄板のライアンでしたw もっともライアンの活躍というより他のチームがどんどんと自滅(もしくはアランの策略で壊滅)していったという展開でしたが。

序盤から姿を消していたあの男という読みはある意味当たってまして、当初ライアンを優勝させるかロベルトを優勝させるか悩んでおりました(笑

次の写真ネタはアナザーストーリーの続きを行いたいと思ってます~っ。
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この記事のコメント

やっぱりロベさんはオイシイとこもってきますね(笑)。個人的には、自分より速い奴には容赦しないというライアンの心の狭さも見たかったです(笑)。
ともあれ大作ご苦労様でした!ポチ!
2008-01-05 Sat 00:23 | URL | misodrill #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008-01-05 Sat 00:25 | | #[ 編集]
ロベルトさんで1発でかいの当てようと思ったのですが・・・(;´Д`)ウウッ…
まさかこんな落ちだったとはw

にしても、アランの策士っぷりには噴いたwww
ショウマの秘密がまさかクラブ通いとは・・・w
店の名前がリアルすぎですし(´∀`*)
ABARAも中学ん時は親父に連れられて色々と・・・ゲフンゲフン
2008-01-05 Sat 18:55 | URL | ABARA #Aav9PkrU[ 編集]
うちの人魚さんとメイドさんが身ぐるみ剥がれちまう…(泣笑)。ハックが食い物に釣られたりしなけりゃなァ…、ゴドーかハックが優勝してたのに…。(流石にゼクウと和尚は諦めてましたが/苦笑)
もう、アランの参加は禁止の方向で頼ンまっせ、ハヤテ司令…。「反則も、カウント4まで技のうち」ったってありゃひどい…。(大爆苦笑)

ともあれビンテージさん、新春早々ご苦労様でした♪
2008-01-05 Sat 21:11 | URL | 通りすがりの遊び人 #DdiHOXp.[ 編集]
>misodrillさん

拍手有難う御座いますー。

やはりここぞというべき時はロベルトですよね(笑

ライアン、優勝こそしたもののあまり目立たせてあげるコトが出来なかったのが残念です; 次の機会はもっとガチのレースをさせてあげたいですねw
2008-01-05 Sat 23:16 | URL | ビンテージ #3fSe.YNE[ 編集]
>ABARAさん

残念ですが200ペソ、没収致しますーw ロベさん、美味しいところは持っていきましたが優勝は残念ながら逃してしまいました(笑

アランはすっかり悪知恵キャラになってしまいました。ポジション的にはブラック魔王?(笑

ショウマ、何となくそっち方面にツケがありそうな気がして…。ク、クラブの名前は適当に、想像の産物でつけたものですよ?(滝汗
2008-01-05 Sat 23:20 | URL | ビンテージ #3fSe.YNE[ 編集]
>通りすがりの遊び人さん

残念ながら人魚さんとメイドさんの身包み剥がさせて貰いますw ハックは性格からしてレースには向いてないかもしれませんねぇ。マシフォではゴドーが意外と向いていたのかも。アランの策で潰されてしまいましたが(笑

アランは次回があったら解説の席に回ってそうな…今回策略で出場できなかったハヤテの代わりにw
2008-01-05 Sat 23:26 | URL | ビンテージ #3fSe.YNE[ 編集]
遅くなりましたが、お疲れ様でした。
やはりライアン強し、ですね。
俺はきっとロベさんだと思ってましたがw
アランのこちらでの?キャラも確定してきた
感じですなぁ。

いやぁ笑かしてもらいましたですよ。
地味に看護してるマァルとエリスの後姿に
萌えましたw
2008-01-07 Mon 11:05 | URL | Gun0826 #t50BOgd.[ 編集]
>Gunさん

やはりレース物といえばライアンさんでしょーか。ロベルトは美味しいところを持っていくと思ってましたw アランはうちではすっかりお笑い担当ですねぇ(笑

楽しんで戴けたら何よりですっ。各キャラに見せ場を作りたかったので最後にエリスとマァルにも再登場して貰いました。台詞言わせればよかったかなぁ。
2008-01-07 Mon 23:27 | URL | ビンテージ #3fSe.YNE[ 編集]

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