アクロシルビア2008-04-17 Thu 00:00
アカツキ「よ~し、エド。もう一軒っ。もう一軒いくぞ~っ!」 エド「え~、もう無理だよぉ。流石にもう限界…」 アカツキ「仕方無ぇなぁ。じゃあそろそろ引き上げるとするか」 エド「ごめんねぇ。あっ、アカツキはまだ呑みたいのなら呑んでいってもいいよ」 アカツキ「ん~、大分足がふらついてるけど一人で大丈夫なのか?」 エド「うん、タクシー拾ってくし多分大丈夫。それより呑み過ぎたら駄目だよ~?」 アカツキ「おう。気ぃつけるよ」 アカツキ「ま、一人で呑んでてもつまらねぇしな。ちょっと呑んだら俺も引き上げるとするか…」 バーテンダー「いらっしゃいませ」 アカツキ「いつものヤツ、頼む」 バーテンダー「かしこまりました」 アカツキ「……おっ」 シルビア「…………」 アカツキ「よう」 シルビア「………?」 アカツキ「そんな怪訝な顔しないでくれよ。連れが先に帰っちまってね。一人寂しく呑もうとしてたら隣に一人で呑んでるイイ女がいたもんで、つい声を掛けちまった」 シルビア「…何? 要はナンパって事かしら」 アカツキ「いやぁ、一人で呑みたいって気分だとしたら邪魔して悪かったってとこだけど、そうじゃないんだったら一緒にどうかなと思ってね」 シルビア「一人で呑んでるのは…この街に来たばかりだから知り合いが誰も居ないからよ。もっとも、知り合いが居たとしても大勢で呑んだりする性分では無いけれどね」 アカツキ「大勢でって事は…二人ぐらいで呑むのなら悪くないって思っていいのかな?」 シルビア「メゲない人なのね…好きに解釈してくれていいわ」 アカツキ「ああ、そうさせて貰うよ。えっと…」 シルビア「シルビアよ。貴方は?」 アカツキ「アカツキ」 シルビア「…アカツキ? 物騒な名前ね…」 アカツキ「えっ? そうか? そんな事、初めて言われたよ」 シルビア「フフ、冗談よ…」 アカツキ「なんだ、冗談か。まぁ、いいや。それじゃ、お近づきのしるしに乾杯っと」 シルビア「ええ…偶然の出会いに、乾杯…」 ?????「…………」 アカツキ「はぁ、昨日は久しぶりに痛飲したなぁ。彼女も顔色変えずにガンガン呑んでたし。またどっかで逢えたらいいんだけどなぁ…。おはようっす!」 アレン「…まだこの街に来た目的は明らかになっていない。しかし『キリエ』の連中と接触する可能性もある。動向を追うと共に、警戒を強化してくれ」 ミリフォ「はっ、了解しました」 アカツキ「…何かあったんすか?」 アレン「アカツキか…おはよう。昨日、この街にタウンA96からの『神眼のスナイパー』の通り名で知られる名うてのテロリストが街に潜入したとの報告が入った」 アカツキ「マジっすか?」 アレン「ああ…。まだこの街に訪れた目的等は不明。現在足取りと共に調査中だ」 アカツキ「そういう事なら俺達も早速パトロールに出向くとしましょうよ」 アレン「…そうなんだが。その前にアカツキは基地司令のところに行ってこい。話があるそうだ」 アカツキ「へ? 俺、何かしましたっけ?」 アレン「何かしたというか、何もしなかったというか…この資料を見てみろ」 [神眼のスナイパー: アクロシルビア] アクロイヤーの女戦士で、怪力や超能力といった攻撃的な能力は持たない代わりに『神眼』という特殊な目を持つ。 彼女の目は常人の10倍以上の視力を持ち、赤外線や紫外線、X線等の非可視光線を見ることが出来るだけでなく、電波や音までも「視覚」として捉えることが可能。 この『神眼』のおかげで彼女は暗闇でも昼間と同じ様に行動でき、そしていかなるステルス能力やカモフラージュも彼女の前では丸見え同然である。 またシルビアは銃器戦闘のスペシャリストであり、『神眼』を銃のセンサーとシンクロさせての長距離狙撃を得意とするスナイパーで、戦場で数多くのミクロマンを血祭りに上げて恐れられている。 アカツキ「うへぇ…噂に違わぬ恐ろしい能力の持ち主っすねぇ」 アレン「二枚目に、中近東での第27次ミクロ紛争が起きた際に彼女が参戦した時の写真が載っている」 アカツキ「どれどれ…」 アカツキ「げっ!」 アレン「…その反応だと、昨日オマエがシルビアと接触したという話は本当のようだな。全く…手配書くらいはきちんと目を通しておけ。まぁ諦めて司令に搾られてくるんだな」 アカツキ「へ~い…」 ドンッ! 基地司令「全くもってたるんでるっ! 如何に非番状態であったとはいえ、みすみすテロリストを取り逃がすどころか、その当人と共に酒盛りをするとは何事かっ!」 アカツキ「いやぁ、そん時は既に酒を呑んでたって事もありましてね。手配書にはちゃんと目を通してるんですけど泥酔の為に気がつかず…いや、全く持って申し訳無いです」 基地司令「キ、キサマっ!!」 トントン… 基地司令「むぅ…入りたまえ」 ?????「失礼します。先程連絡を受けました資料をお持ち致しました」 基地司令「ご苦労」 アカツキ「し、司令。彼女、誰っすか?」 基地司令「彼女は先日中央本部から新しくこの街に派遣されてきて、今は基地司令である私の秘書官を務めて貰っているミクロレディのアイリーンだ。昨日の君の不手際を偶然にも見かけたのが彼女で、どこかの馬鹿とは違ってちゃんと手配書を通している彼女から報告を受けたという訳だ」 アイリーン「宜しくお願いします、アカツキさん。昨日の件は申し訳有りません…報告をする際にどうしてもアカツキさんの事にも触れなければならなかったもので…」 アカツキ「いやいや、いいんだって。全然気にしてないし。こっちこそヨロシク。ところでこの街にはまだ来たばっかりなんだろ? それなら俺が色々と案内してあげようか?」 アイリーン「えっ…あ、あのう…」 基地司令「おい、まだ話は終わってないぞっ」 アカツキ「今日は仕事、何時に終わる? その後に待ち合わせしてさ」 アイリーン「あの、アカツキさん。後ろ…」 基地司令「アカツキっ!!!」 アカツキ「……あ。居たんすね、司令…」 …遂に、遂に我が家にもいいんちょ@さんブランドのオリミクレディをお招きする事が出来ました! しかも、シルビアさんだけでは無くご好意により何ともう一人贈って戴けたのですっ。興奮のあまりに眩暈までしてしまいそうでした…。 彼女は先日の「シャレにならない一件」のお見舞いの品として同封してくださったもので、misodrillさんが送ってくださったバンブルや、皆さんからの暖かいコメントと共に本当に励みとなりました。いいんちょ@さんの、そして皆様のお気持ちに感謝するばかりです。有難う御座います。 それにしても改めて手に取ってみると本当にいいんちょ@さんのオリミクは綺麗ですよねぇ…。特にシルビアさんのエメラルドグリーンの光沢の美しいことっ。触る前にしっかり手を洗った程ですw 黒の子の名前や設定はビンテージが考えていいとの事でしたので、名前はアイリーン、現在はシャングリラのM.I.C.R基地の基地司令付き秘書官を務めている事にしました。詳しい設定などが決まったら別エントリで改めて紹介しようと思っています。元の顔はFFのエアリス…違うかな? 何にせよ、ビンテージ好みの素敵で可愛らしいお嬢さんです♪ いいんちょ@さん、本当に有難う御座いましたっ! 大切に致しますっ! スポンサーサイト
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この記事のコメント無事に到着した様でなによりでした。
定型外郵便は到着するまでがいつも怖い(笑) こんな凝ったストーリー仕立てのエントリまで作っていただけて 感激してますよー。 黒レディはアイリーンという名前になったんですね。 ちなみに彼女のヘッドはHGIFサクラ大戦第四幕の 「藤井かすみ」を使用しております。 製作の経緯は手紙の方にも書きましたが、2日強で仕上げる為に ペイントパターンの流用や、過去に作っておいて 放置されていたヘッドを流用するなど省力化に努めた作りです。 ちなみに「自分用」のは作る気が無いのでアイリーンは 「オンリーワン」ってことになりますね(笑) タチコマの代わりにはとてもならないシロモノですが 気にっていただけたら幸いです。 おっ、いいんちょさんのプレゼントですね!やっぱりラインが綺麗ですねー。いーなー。
どっかでみたような(笑)司令の部屋もイイですね。ポチ! シルビアさん無事に届いたようですな。
シルビアさんだとこんな話になるんだろうなあw なんかゴルゴ13みたいな話だw しかも新いいんちょ@ブランドまで・・・・・ いいのーーいいのーーーー >アイリーン >彼女のヘッドはHGIFサクラ大戦第四幕の「藤井かすみ」 あはははははは やっぱミクロの世界は狭いですなあ 同じ顔持ってますwwwwwwwwwww さてどうしたものか まあサクラ大戦の顔はミクロにベストフィットな物だからなあ ps、暁さん、場所考えて口説きましょうw 当選した品物が届いたのですね~。
改めて当選おめでとうございました。 そして、いいんちょ@さんの粋なはからい、GJ(*^ー゚)b さらに、そのビンテージさんの傷心を癒すアイリーンさんのステキなこと!! 今後もストーリーに登場しそうですので楽しみです。 しかし、アカツキさんは下半身に脳みそがついてそうですねぇwww いや、そーゆー人は嫌いじゃないんですがw
2008-04-17 Thu 22:44 | URL | からしん #-[ 編集]
シルビアさん無事到着おめでとうございます。
やっぱり塗装ラインも綺麗ですねぇ。 そ、そして新キャラ! アイリーンさん! オンリーワンのミクロを手にされるとは。うらやましいの一言に尽きますね。 アカツキ君が口説きたくなるのも分かるかもです(笑) >いいんちょ@さん
豪華すぎるオマケまで付けてくださいまして本当に有難う御座いますっ。今回のストーリーは一応次の「アカツキの事件簿」のプレストーリーとなってます。その話の中ではシルビアさんにも登場して貰おうかと思ってます。 なるほど、元はサクラ大戦の藤井かすみだったんですね。ここいう顔立ちのおっとりとした美人は好きなのでこの子はビンテージのツボでしたw こんな可愛い子がオンリーワンとは、本当に嬉しいです。有難う御座いましたっ! >misodrillさん
拍手有難う御座いますー。 はい、いいんちょ@さんから届いて感謝感激しております。基地司令は…投売りされているコレを買いまして色塗ったら本家と絡められるんじゃないかと思ってやってみましたw 意外と違和感無いのではと…(笑 >サクラんさん
シルビアさんで話を考えると、やっぱりクールやアダルトな感じでストーリーが浮かびますね。そして今度はハードボイルドなシーンを撮りたいと思ってます。 アイリーンも本当可愛い子です。サクラ大戦のヘッドはミクロレディにピッタリですね。 アカツキは上司の言う事はあまり聞かないタイプで、アレンの前以外では結構こんな感じだったりします(笑 >からしんさん
有難う御座いますっ。無事に届きまして、昨日から何度も眺めたり弄ったりしてますw アイリーンも本当素敵っ子で、今後ストーリーにもちょくちょく出していきたいと思います。その前にもっと書くペースをあげないとですが; アカツキ、結構女の子好きですw アイリーンにも猛烈アタックしそうだなぁ(笑 >赤帽子さん
いいんちょ@さんの塗装は本当美麗の一言につきますね。シルビアさんのエメラルドグリーンの光沢は惚れ惚れするくらい綺麗で…。そしてオンリーワンの子が貰えるなんて舞い上がるくらいに幸せですっ。 只今アカツキが恋人にしたい人No1ですねw |
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