ミクロの百日間戦争

ミクロマンやそれにマッチする小物類のレビューなどをつらつらと…

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ミクロストーリー・リングドリーム「The show must go on」3

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前回はコチラ

驚異的身体能力でジャッキーを翻弄するゼフィロス。しかしジャッキーの巻き返しが始まり、その猛攻の前に劣勢を強いられてしまった。だがその目には未だ闘志が宿っており…。

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DJ「幾度も、幾度も、ゼフィロスの頭に叩きつけられる膝! ゼフィロスのピンチが続いておりますっ」

CPT「いや、見ろっ。膝裏を抱え込む事でジャッキーの膝蹴りを封じたぞ。どうやらそのまま立ち上がろうとしているようだな」

ジャッキー(くっ、コイツ…細身の体のどこにこんな力が…)

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DJ「ゼフィロス、体を起こしてジャッキーを反転させると…」

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DJ「水車落とし! 辛くもピンチから脱出しました!」

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DJ「おっとー。強かに背中を打ちつけたジャッキーがヨロヨロと立ち上がっている間にゼフィロス、コーナーへと上がった! そこから何を仕掛けるつもりなのかーっ!」

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DJ「き、決まったーっ!  コーナーから飛びついてのスイング式フランケンシュタイナー! ジャッキーの体が宙を舞い、豪快にマットに叩きつけられるっ!」

CPT「角度といい勢いといい申し分の無い一撃だったな。こいつは相当ダメージが大きいぞっ」

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CPT「むっ、ゼフィロスが片手を高々と挙げた! あれはフィニュシュサインかっ?!」

ワァァァ、ワアアーッ!!

DJ「ゼフィロスの行動に、場内のボルテージも最高潮に達しておりますっ」

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DJ「ゼフィロス、ジャッキーの肩の上に両手を置いた。果たしてここからどうするつもりなのかっ」

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CPT「なっ!?

DJ「と、倒立っ?! ここから一体なにを…」

4

ズダァァーーンッ!

ジャッキー「グハァッ!!

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DJ「ああーっと! ゼフィロスが肩の上で倒立したかと思うと、次の瞬間ジャッキーがマットに頭から叩き付けられました! 一体、一体今なにが起こったのかっ!

CPT「わ、ワシにも見えんかった…ゼフィロスは今、何をしたんだ…」

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DJ「ゼフィロス、フォールに入るっ。片石レフェリーの手がマットを叩いた!

片石「…1、2、3!!

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リングアナ「Winner、Zephyros!!

ウワァァァ、オオオォーッ!!

DJ「し、試合終了っ! 片石レフェリーがその手を掴み、掲げますっ! 勝者はゼフィロス!!

CPT「噂通り…いや、噂以上のヤツだったな。恐るべき実力の持ち主だ」

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DJ「それにしてもフィニッシュに使われた技…あれは一体何だったのでしょうか」

CPT「VTRで確認みるしかあるまい。あの瞬間、何が行われたのか…」

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DJ「まずゼフィロスはジャッキーの肩で倒立をして…」

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DJ「そこから振り子のように体をスイングさせると、ジャッキーの腹部に両膝を叩き込むっ!」

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CPT「ムムッ! そのままの勢いで体を倒していくと、巴投げやモンキーフリップの要領でジャッキーの事を弾きあげているぞっ」

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DJ「更にはジャッキーの後を追うようにして自らの体も跳ねあげると、勢いを殺す事なく脳天からジャッキーをマットに叩き付ける。これだけの動きがあの一瞬で行われていたんですね…」

CPT「こんな技、見た事が無いぞ! 常人に出来るとは到底思えん離れ業だ…」

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~~~「是空」控え室~~~

プロレス団体ABWには幾つものユニットが存在する。ベビーフェイスのチーム「零」や、ヒールユニットのMADMAXにBBB。そして強くなると同時に自らのプロレス道を極めんとするもの達が集う「是空」…。現在、団体の中で最も若く有望なレスラーが結集しているのが「是空」であり、野川凱、マイケル・ザ・トルネード、ディーン・シュタイナーの三名はその「是空」のチームメイトであった。

2

マイケル「見たか? ……いや、見えたか?」

3

ディーン「…………」

4

野川「正直、見えんかった」

マイケル「素直だね、オマエ…」

a

マイケル「ゼフィロスか…とんでもねーヤツが現れちまったな」







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ゼフィロス「………」

6

ゼフィロス「………」

1

ジェローナ「シカトするつもりかい?」

ゼフィロス「…いや。ただアンタと話す事が何も無いだけだ」

ジェローナ「そうかい。でもアタシにはあるよ。アンタが何で此処にいるのかって事を、どうしてあの街を離れて…いや、あの鬼蓮街から出る事が出来たのかって事を、教えて欲しいね」

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ゼフィロス「言ったろう? 話す事は何も無い、と」

ジェローナ「アンタ、仲間を見捨てちまって、此処にきちまったのかい? それでいいのかよ…ピーターだって…」

ゼフィロス「…その名前を口にしないでくれ。マスクの下に繋がる素性を口にするのがご法度なくらい…アンタだって判るだろ」

ジェローナ「なら、事情を教えてくれればいいだろ。そうすればアタシだって、口にしないで済むさ」

ゼフィロス「…………」

ジェローナ「ゼフィロス!」

1

ゼフィロス「…………」

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ゼフィロス「…入室を許可した覚えは無いが?」

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黒服の男「フフ、そう邪険にするな。見事にこの団体に潜り込めた事、そして初勝利を収めた事に祝いを述べようと思ったまでだ」

ゼフィロス「…………」

黒服の男「もっとも、判ってはいるだろうが本来の意味での『勝利』を得るのはまだまだ先の事。それまでには多くの勝ちを重ねていく事が必要になってくる事だろう」

ゼフィロス「…判っていると思っているのならば、わざわざ余計な口出しに来なくても構わないだろ。共に居るところを見られればアンタたちにとってもマズい筈。………消えてくれ」

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黒服の男「無論、そんなヘマをするつもりはないさ。とはいえ長居が出来ん事も事実だがね。ともかく初勝利おめでとう、ゼフィロス。これからも君が勝ち続ける事を楽しみにしているよ」

バタン。

ゼフィロス「…………」







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???「さてと…行くか」

2

???「お疲れ様です」

野川「おう、お疲れ」

ディーン「………」

3

ディーン「……今のは、誰だ?」

野川「なんだ、知らなかったのか。先日入団した練習生だよ。次藤…次藤猛(ジトウ・タケル)って言ったかな」

タケル「………」

{続}

ビンテージの趣味ワールド、第三弾。第一話はここで一区切りです。しかし今回も写真枚数が膨大な事になってしまいました(汗) さて、ジェローナ姐さんも出てきて漸くミクロ側との繋がりも仄めかされてきました。果たしてゼフィロスが鬼蓮街から離れて人間の町にやってきたのは何故なのか。謎のマスクマンと練習生という二つの立場を使い分けているのは何故なのか。次回はその辺りをやっていこうかと思います。

このストーリーは普段サクラんさん達と一緒に遊んでいるTRPGのストーリーを元に作られているのですが、劇中に登場している野川凱というレスラーがサクラんさんだったりします。ここいらのキャラ説明も折を見て行いたいですね。

本日はミクロストーリー・リングドリーム「The show must go on」3でした。
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この記事のコメント

うーむ、サブマリナーのドテ・・・ガウンが違和感無い(笑)。
それは兎も角、ストーリーもリングの外に出て、広がっていきそうですね。鬼蓮街も絡んでくるとは・・・もしや鬼蓮街最強レスラーのあの人が(笑)!?
ポチ!
2012-09-01 Sat 21:20 | URL | misodrill #-[ 編集]
>マイケル「見たか? ……いや、見えたか?」
>ディーン「…………」
>野川  「正直、見えんかった」
>マイケル「素直だね、オマエ…」

ああw何となくこの流れTRPGしててもまじで私言いそうw

>うーむ、サブマリナーのドテ・・・ガウンが違和感無い(笑)。

ハッ、ガ、ガウンだよガウン!
2012-09-01 Sat 23:06 | URL | サクラん #JalddpaA[ 編集]
>misodrillさん
拍手有難うございますー。サブマリナー+ドテラはまるで猪木っぽい雰囲気になってバッチリすぎますw ゼフィロスは鬼蓮街出身のミクロマンなので今後も色々絡んでくると思います。あの強烈キャラはは…そのうち出てくるかも?(笑

>サクラんさん
野川なら絶対言いそうだと、脳内で音声再生しながら書いてました(笑) うん、ガウンだよね、ガウンw
2012-09-03 Mon 13:47 | URL | ビンテージ #3fSe.YNE[ 編集]

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